「試合に出たけど助走が合わなかった」
「調子が良かったのにファールしてしまった」
「力を出せずに悔しい」
走り幅跳びで大会に出場したのに、助走が合わず、力を出せなかった経験はありませんか?
特に小学生や中学生の選手に多く見られます。
では「なぜ助走が合わなかったのか?」は選手、指導者とも理解はできていますか?
この「なぜ合わなかったのか」を理解できていないのであれば、またミスを繰り返すことになります。
この記事では「走り幅跳びの助走ミスを減らす」ための内容を発信していきます。
「大会で力を出し切りたい」「助走で悩んでいる」という場合はぜひ最後までご覧いただき、次の大会でベストを出していきましょう!
走り幅跳びの助走が合わない原因とは?

まずは走り幅跳びの助走が合わない原因について紹介します。
おそらくこの中のどれかは当てはまっている選手がほとんどでしょう。
あなたはどのパターンに当てはまるのかをまずはチェックしてください。
それぞれ解説していきます。
助走が合わない原因①:助走の歩数を決めていない
小中学生の選手で助走が合わない原因の多くは「助走の歩数を決めていない」ことです。
大会で助走合わせを見ていると「逆足になったから反対の足で助走を始めよう」なんてアドバイスをしている指導者がいます。
それでは一生助走が合いません。
また「何歩で跳ぶの?」と聞いた時に「わからない」や「30mの位置から走ります」という返答も多いです。
助走をピッタリ合わせるために、まずは歩数を決めるところから始めてください。
助走が合わない原因②:助走の始めの足を理解していない
こちらも小中学生に多い原因です。
助走の1歩目はどちらの足で出ていますか?
助走をピッタリ合わせるためには数cm単位で調整していくのに、毎回違う方の足で出てしまう選手も時々見られます。
足の力は左右で違うため、毎回同じ足でスタートしないと確実にズレます。
練習の段階で「どちらの足で出るか」をきちんと決めておきましょう。
助走が合わない原因③:助走のリズムがバラバラ
県大会で入賞できないレベルの選手に多いのが「助走のリズムがバラバラ」になっている選手です。
走り幅跳びの助走は短距離走のようにガツガツ走るというよりは、リズムを意識しながらトップスピードまで上げていくことが必要です。
特にリズムを崩しやすい助走は、前半数歩でバウンディングのような形で入っている選手です。
スピードを上げやすいのならいいですが、バウンディングや弾む動きをしてしまうと、気持ちが昂った時などは進みすぎてファールが多くなります。
私の場合、助走の始めと1歩目の位置にマークを置いてリズムを崩さないようにしていました。
しっかり練習を繰り返して、助走のリズムを安定させましょう。
助走が合わない原因④:風を見ていない

こちらも県大会に入賞できないレベルの選手に多く見られます。
ナンバーを呼ばれてピットに立ち、審判が白旗を上げたらすぐにスタートをしていませんか?
走り幅跳びの助走を合わせるために「風」は大きな要因となります。
公式練習で助走が合った時の風は追い風でしたか?
あなたが踏切板に届かなかった時は、公式練習の時と同じくらいの追い風でしたか?
風の向きや強さによって、助走のスタート位置は毎回変わります。
「風の向きと強さ」を把握し、助走を毎回前後する意識を持つようにしましょう。
走り幅跳びの助走のコツを紹介
先に助走が合わない原因を紹介しました。当てはまっているものはありましたか?
ここでは走り幅跳びの助走のコツについて紹介していきます。
それぞれ解説します。
走り幅跳びの助走のコツ①:歩数を決める
まずは助走の歩数を決めましょう。
ここが決まらないと、いつまでたっても助走が合いません。
中学生であれば15歩〜19歩くらいでいいかと思います。
歩数の決め方としては、まずは踏切足とスタートしやすい足の両方を理解します。
例えば左足踏切で、スタートは左足設置で1歩目が右足になるのであれば偶数の歩数です。
16歩か18歩ですね。
このように踏切足とスタートしやすい1歩目の足を決める→15歩〜19歩くらいの間で設定すると、歩数は決めやすいです。
助走の距離は人それぞれですが、だいたい20m後半〜35m以内になる程度です。
走り幅跳びの助走のコツ②:中間マークを置く
最初に歩数を決めたら、中間マークを置いてみるのも助走を合わせるのに有効です。
例えば10歩目の位置にマークを置いて、その位置からリズムアップするなど、工夫しながら置いていくと効果的です。
前述しましたが、私の場合は1歩目の位置に置いていました。
1歩目が崩れると残りの崩れてしまうと考えていたからです。
ただ、私のように1歩目に置いている人はあまり見かけませんでしたので参考までに。
走り幅跳びの助走のコツ③:同じリズムで走る
助走の歩数を決めたのに、毎回の助走のリズムがバラバラであればいつまでたっても合いません。
ここは反復練習しかありませんが、毎回同じリズムで走れるように意識しながら練習を行ってください。
中学生や高校生で特に多いのは、大会で手拍子を求めて気持ちが昂り、リズムが速くなりファールをしてしまう場面です。
大会になるとリズムを崩しやすくなりますので、とにかく反復して練習し、リズムを体に叩き込んでおきましょう。
走り幅跳びの助走を合わせるための練習方法を紹介

ここでは、走り幅跳びで助走を合わせるための練習方法を紹介します。
助走が合わず、大会で力を出せない人は普段の練習で取り入れてみてください。
それぞれ説明します。
助走を合わせるための練習方法①:感覚合わせ
助走を合わせるためにまずつけたい力は「感覚」です。
実際に跳躍する場合、踏切板を見て跳ぶことはないですよね?
感覚が合っていないと、自分ではファールかどうかが理解できていません。
そうなると常に指導者や仲間に助走を見てもらわなければいけません。
まずは感覚を合わせましょう。
感覚が合ってきたら、1人でも練習が可能になります。
助走を合わせるための練習方法②:短助走〜全助走
感覚を合わせたら実際に跳んでみましょう。
ここで意識したいのは、短助走や中助走でもしっかりスピードを上げることです。
スピードを上げた状態から踏切をピッタリ合わせましょう。
徐々に歩数を伸ばしていき、最終的に全助走まで持っていきます。
踏切で前傾しすぎると、低空飛行してしまいます。
踏切時は体を起こすことが大切ですので、助走から意識をしましょう。
助走を合わせるための練習方法③:マーク走
助走のリズムを掴むためにマーク走は効果的です。
助走でマークをつけることで、上体は起き、リズムの良い走りにつながります。
最初のうちはマークを合わせるのが難しいかもしれませんが、2歩や4歩で走りが崩れたら後半はバラバラになります。
窮屈に感じるところもありますが、慣れた頃には助走のリズムは出来上がっています。
最終的には中間マークを10歩目くらいの位置で置いておけば、全助走が完成します。
練習で大切なことは「繰り返し練習すること」です。
何度も練習して、身体に助走のリズムを叩き込みましょう。
走り幅跳びにおすすめのスパイクは?
ここまで走り幅跳びの助走について詳しく説明してきました。
では、走り幅跳びを専門としていくうえで「専用のスパイクは必要か?」ということについて紹介します。
走り幅跳び専用のスパイクは、三段跳びなどのスパイクとは違い、ソールが薄くなっています。
そのため非常に軽く、助走スピードを上げるための仕様となっています。
中学生くらいのレベルなら、短距離スパイクとしても十分使用できますので、「短距離と走り幅跳びをやっていこう」という選手は、走り幅跳び用のスパイクを使用する方がいいですね。
「短距離専用スパイク」は跳躍種目仕様になっていないので、どちらでもいける走り幅跳び用のスパイクを準備しておくことをおすすめします。
走り幅跳びの助走を合わせるコツ(まとめ)
この記事では走り幅跳びの助走を合わせるコツについて紹介しました。
いくらスピードやバネがあって記録を狙えそうな選手でも、助走が合わなければ大会で結果は残せません。
走り幅跳びに関しては最初の3本までに記録を残しておかないと、ベスト8に入れず競技終了となります。
この記事で紹介したポイントをおさえ、しっかりと練習を積んで大会に臨んでください。
最後にまとめておきます。
しっかり練習して次の大会で自己ベストを更新しましょう!
私がこのブログを運営している理由は、読者さんの競技力を上げたいからです。
下記の記事でも紹介していますので、ぜひご覧ください。
